ご挨拶

 

一人ひとりの子どもの誕生はかけがえのないもので、どんな状況下においても人間の生まれてくる瞬間は万物に祝福されるものです。当園では誕生日会をその子の生まれた日にお祝いしています。(ただし、休暇中の場合は除く)生まれた状況がみんな違うように、成長発達もまたそれぞれで、最長3年の保育期間の中で個々への促しも決して同じではありません。「自立した人間へ」という幼児教育の目標はほとんどの園が掲げているものですが、それほどこれからの時代は今まで以上に「自分がどう生きるか」を意識しなければならない時代へと進んでゆくのでしょう。子どもは「私をこのようにしてくれたならば、このような大人になります。」というレシピをもって生まれることはありません。子どもが自分の力でどのように「私」を開花させてゆくのか、長い人生の入り口である幼児期をまずはゆっくりと自ら歩み始めるための後押しができるよう、お子さんとそのご両親に寄り添う保育を続けていきます。

                教師・理事 後藤寛子